XML からプログラムコードを生成する
XMLSpy には内蔵のコードジェネレーターが含まれており、XML スキーマにより定義されたデータ要素をベースに Java、C++、または Microsoft C# クラスファイルを自動生成することができます。Linux 環境で使用することのできる C++ の生成もサポートされます。
視覚的な XML スキーマエディターを使用して、 XML スキーマ内のデータ要素をモデルすると、XMLSpy は、データモデル内で定義された要素に対応した自動的にクラスファイル(データバインディング) を生成します。
内蔵のコード生成機能により、低レベルのインフラコードを書くという日常的なタスクから開発者が開放され、より重要なビジネス ロジックの実装にフォーカスすることができるようになります。プログラミング言語のバインディングを自動的に生成することで、初期のデザインから最後の実装における開発期間を短縮することが可能になり、コスト削減というかたちで顧客の獲得に寄与することになります。
生成されたコードのカスタマイズ
XML スキーマの内蔵データ型から特定のプログラミング言語におけるデータ型へのマッピングが記述されるテンプレート言語を使用することで、出力コードのカスタマイズを行うことができます。使用するパースならびに検証エンジンを変更したり、組織におけるコード規約や Microsoft Foundation Classes (MFC) または Standard Template Library (STL) に従うかたちでコードのカスタマイズを行うことができます。