XMLSpy 内の XBRL ビューは構造を簡単に検索し理解することができる、XBRL タクソノミのグラフィカルな表示を提供します。
XBRL ビューにてタクソノミスキーマファイルを開くと、タクソノミ内の様々なファイルが XBRL 概要ウィンドウにてツリー構造で表示されます。概要ウィンドウでは必要に応じてファイルを開いたり、検証、編集を行うことができます。
XBRL のメインウィンドウには、タクソノミの要素、定義、表示、 計算、そして式のリレーションシップを管理するための 5 つのタブが存在します。定義、表示、 計算、そして ラベル リンクベースは情報アイコンで示され、XMLSpy のテキスト ビューまたはグラフィカルなグリッド ビューにて閲覧または編集を行うことができます。保存された変更は即座にタクソノミに反映され、XBRL ビューに表示されます。ンクベースの下にある概要ウィンドウにはタクソノミ内にインポートされたスキーマのリストが表示されます。
グローバル要素ウィンドウにはタクソノミに表示されるアイテム、Tuples、ハイパーキューブ、そして次元が表示され、ボタンを使うことで型、テキスト、ソースなどといった様々な条件のもとに表示を絞り込むことができます。ウィンドウ内の任意の要素をダブルクリックすることで、メインウィンドウ内にあるその要素が選択され、その設定がプロパティの閲覧や編集を簡単に行うことができる詳細ウィンドウに表示されます。
XBRL ビューで XBRL タクソノミを編集するにあたり、XBRL タブ内の検索や多種の並び替えオプションを使用することで、巨大で複雑な構造になりがちな XBRL ファイル内にある目的の情報を簡単に見つけることが可能になります。パワフルな XBRL 内で検索について更に詳しく知る
グラフィカルに表示されたタクソノミ要素、直感的に操作できるウィンドウとタブ、そしてインテリジェントな XBRL 編集入力ヘルパーにより、複雑な XBRL タクソノミを簡単に可視化、編集、ドキュメント化することができます。
XMLSpy に搭載された XBRL タクソノミウィザードを使用することで、ユーザー フレンドリーなインターフェイスを介して業界標準の XBRL タクソノミを所属する組織に合ったかたちにカスタマイズすることができます。
企業名またはティッカーを入力し、展開するタクソノミを選択します。XMLSpy には US-GAAP ならびに IFRS のサポートが内蔵されています。タクソノミウィザードにより目的のファイルが作成、保存され、拡張するタクソノミのエントリーポイントを選択することになります。
「完了」をクリックすると、新たに作成されたタクソノミファイルが XBRL ビューアーに表示され、グラフィカルな環境で編集と改善を続けることができます。XBRL タクソノミウィザードにより作業時間の節約を節約を図ることができます。
グラフィカルな XBRL タクソノミビューアーには XBRL Formula 1.0 検証、編集、実行へのサポートが含まれます。XBRL フォーミュラ はXBRL 2.1 特定のビジネスルールを施行する為に使用されるだけでなく、検証機能を提供するためにはよく使用されます。if-then-else XPath 式を使用して定義された XBRL インスタンス内のデータを検証するために、または計算されたデータをもとに新しいインスタンスを生成するためにXBRL 式は処理されます。
XBRL タクソノミ エディターのフォーミュラタブはグラフィカルなインターフェイスを提供します。 式を作成と編集し、XBRL メニュー内での XBRL Formula 実行 は式を評価し、結果を XMLSpy に XML または JSON フォーマットで直接表示します。
XBRL Table Linkbases をグラフィカルに定義するための XBRL タクソノミエディターの追加タブがあります。XBRL Table Linkbase 仕様はリンクベースの表示基準の機能を超えた XBRL インスタンスデータを表示およびまたは編集するために使用された構成を定義するメカニズムを提供します。XBRL Table Linkbase エディターによりグラフィカルなダイアグラム、コンテキストメニューと詳細入力ヘルパーウィンドウを使用してテーブルとコンポーネントの追加および定義ができます。テーブルとコンポーネンツはアイコンがコンポーネントのプロパティとその関係を示す理解しやすいツリービューで表示されます。
XBRL ファイルが XBRL Table Linkbase 定義を含む場合、XBRL メニューのテーブル生成コマンドによりXMLSpy 内のテーブルをXML または HTML 出力としてレンダーすることができます。
XMLSpy と他のXBRL-有効化済み Altova ソフトウェア を使用するカスタマーは異なるタクソノミとタクソノミバージョンをベースにした検証を頻繁に必要とします。
益々増えつつあるタクソノミの選択肢と頻繁な更新を考慮して、 他の Altova XBRL 有効化済みアプリケーション全体で使用するためにこのプロセスを XBRL タクソノミを中央化し管理する方法を提供する便利な XBRL タクソノミマネジャーにより効率化しました。
XBRL タクソノミマネジャーを使用して以下を行うことができます:
インターネットからの取得とはことなり、インスタンスまたはスキーマドキュメント内の URI レファレンスがローカルファイルから解決されることを可能にするXML カタログメカニズムはXBRL マネジャーにより管理される XBRL タクソノミの役に立っています。スキーマの解像度がリモート URI からでは実質的ではなく、また奨励されていない場合、主にパフォーマンスの理由から XBRL タクソノミの場合これは非常に重要です。
適切なタクソノミがインストールされていない XBRL ファイルを開くと XBRL タクソノミマネジャーは自動的に開かれます。 ツールメニューから呼び出すこともできます。