XMLSpy には SOAP クライアントや WSDL ドキュメントの解釈、SOAP リクエストの作成と Web サービスへの送信や SOAP レスポンスの閲覧といった SOAP 1.2 ならびに 1.2 機能が搭載されています。
既存の WSDL 1.1/2.0 ドキュメントを開き、対応する Web サービスが提供するオペレーションについてすぐに学習し始めることができますその後、これらのオペレーションのうち 1 つを選択して、SOAP リクエストメッセージを自動的に作成、データを入力し、HTTP または HTTPS 経由で Web サービスに送信することができます。
SOAP レスポンスメッセージが受信、表示されます。この機能には、(例えばパラメーターや結果のセットに複合型を使用するような) 高度に構造化されたデータへの完全なサポートも含まれます。
XMLSpy SOAP デバッガーは Web サービスのクライアントとサーバの間を取り持つ Web サービス プロキシとして機能し、WSDL 1.1/2.0 ファイルの調査や、HTTP または HTTPS で送信されたトランザクションのシングルステップ、各リクエストまたはレスポンス XML ドキュメントの調査や、SOAP 関数での (リクエストまたはレスポンスでの) ブレークポイント設定がサポートされるほか、条件付きブレークポイントを設定して、特定のリクエストまたはレスポンスが XPath により指定されたデータを含む場合にデバッガーを停止させることができます。
これにより、SOAP デバッガーを使ったエラーの発見とフィクスを素早く簡単に行うことができるようになります。
エンドツーエンドの Web サービスの取引が増加することに応え、 XMLSpy は、クライアント証明書を介した WS-Security (Web Services Security) と HTTPS を介したサービスの呼び出しをベースにした標準をサポートします。
OASISにより作成された Web Services Security は、複雑な Web サービス トランザクションのエンドツーエンドセキュリティに対する SOAP メッセージに対する認証等のセキュリティ機能を追加するための SOAP プロトコールの拡張です。これらのメジャーは HTTP セキュリティによりトランスポートレイヤーに与えられている機能に追加されます。
SOAP メニューからアクセスすることのできる SOAP リクエスト設定ダイアログ内で SOAP セキュリティオプションを設定することができ、 HTTP セキュリティ設定と WS-Security 設定を有効化および編集することのできます。セキュリティ設定は SOAP デバッガーのために指定されることができます。