グローバル変数ダイアログで静的値の変数はグローバル変数と呼ばれています。グローバル変数は、デバイスの種類とディメンションなどのモバイルデバイスの静的な情報を含んでいます。プロジェクトの実行中、静的な値変数は変更されません。静的値の変数はグローバル変数ダイアログ [プロジェクト | グローバル変数] に表示されます。ダイアログで、値の列のヘッダーは、デバイス選択コンボ ボックスで選択されたモバイルデバイスを表示します。例えば、使用されているモバイルデバイスが Android デバイスの場合、変数 $MT_Android は true() の値を持ちます。(デバイスの情報は、標準のモバイル通信の手順として、デバイスから送信されます)。
メモ: | 変数の完全なリストと詳細に関しては、 グローバル変数 ダイアログを参照してください。 |
説明
デバイスの種類を示す変数 (下のテーブル参照) のセットです。これらの変数は、条件付きデバイスの種類のアクションを指定するために使用されます。例: if ($MT_iOS=true()) then 'http://www.apple.com/' else 'http://www.altova.com'.クライアントデバイスに関する情報がデバイスから送信されたとします。特定のデバイスでソリューションが実行された場合、対応するグローバル変数が(下のテーブル参照) true()に設定されている場合、グループ内の他の変数は false()に設定されます。これらの変数は XPath/XQuery 式 で使用することができます。
MT_Android
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true() | false()
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MT_Browser
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true() | false()
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MT_iOS
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true() | false()
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MT_iPad
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true() | false()
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MT_Windows
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true() | false()
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MT_WindowsPhone
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true() | false()
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説明
これらの変数は、デバイスに携帯ショートメール (SMS) および電話通話のサービス機能の有無を示し、SMS または電話通話アクション前に確認します。通信機能に関しての情報は、クライアントデバイスから受信されます。値は true() または false() です。(例えば、クライアントが Web ブラウザーである場合など) これらの関数が使用できない場合、変数は定義されません。
MT_SMSAvailable
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true() | false() | "" (empty string)
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MT_TelephonyAvailable
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true() | false() | "" (empty string)
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説明
これらの変数は、カメラのアプリケーションと位置情報トラッキングのモバイルデバイスでの可用性について示しています。イメージを撮る、位置情報に関連した または NFC-に関連した アクションを開始する前にチェックを作成するために使用することができます。機能の可用性についての情報はクライアントデバイスから受信したものです。値は true() または false() です。(例えば、クライアントが Web ブラウザーである場合など) これらの関数が使用できない場合、変数は定義されません。
MT_CameraAvailable
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true() | false() | undefined
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MT_GeolocationAvailable
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true() | false() | undefined
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MT_NFCAvailable
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true() | false() | undefined
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説明
デバイスの高さと幅の値がピクセル値としてこれらの変数に表示されます。解像度は ppi ( ピクセルズ パー インチ) の単位で示され、 X と Y のディメンションで表示されます。iOS デバイスでは解像度は設定されていませんので、 iOS デバイスの $MT_DPIX と $MT_DPIY は空白です。
MT_DeviceHeight
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ピクセルで表示される長さ
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MT_DeviceWidth
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ピクセルで表示される長さ
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MT_DPIX
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ピクセルズ パー インチで示される横長の画素密度
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MT_DPIY
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ピクセルズ パー インチで示される縦長の画素密度
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説明
ページおよび[ページ] コントロールの一部では、デバイスにより異なるデフォルトの色が設定されています。デフォルトの色を確認することは、ページのデザインに役に立ちます。例えば、ラベルの背景色は、デバイスのデフォルトのテキストの色に対応して設定することができます: if ($MT_LabelTextColor = '#000000') then '#FFFFFF' else '#000000'。クライアント デバイスから受け取ったデフォルトの色は 16 進数の値です。例: #336699 と #ffaaff 。
MT_ButtonBackgroundColor
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ボタンの背景色; 16 進数の値、例: #ffaaff
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MT_ButtonTextColor
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ボタンのテキストの色; 16 進数の値、例: #336699
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MT_EditFieldBackgroundColor
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編集フィールドの背景色; 16 進数の値、例: #ffaaff
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MT_EditFieldTextColor
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編集フィールドの背景色; 16 進数の値、例: #336699
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MT_LabelBackgroundColor
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ラベルの背景色; 16 進数の値、例: #ffaaff
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MT_LabelTextColor
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ラベルの色; 16 進数の値、例: #336699
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MT_PageBackgroundColor
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ページの背景色; 16 進数の値、例: #ffaaff
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The Solution Execution はソリューションが Web クライアント上で実行される際、認証トークンを Web ページにパスするための設定を提供します。この変数はアクションにより送信された認証データを保ちます。
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パラメーター値は、ソリューションが開始されるとソリューションにパスされます。
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ハイパーリンクの URL にパラメーター値が含まれるクエリ文字列が存在する場合、これらは、リンクがクリックされソリューションが開始されると、ソリューションにパスされます。MT_InputParameters 変数はパラメーター値を文字列値アイテムのシーケンスとして保ちます。単一のパラメーターの値を取得するには、シーケンス内のパラメーターのインデックス位置を知る必要があります。この後、 XPath ロケータ式内のこの位置を使用することができます。(プロジェクトの設定ダイアログ内で)個別のプロジェクト内の個の変数のデータ構造を値のシーケンスに変更することができます (例: ("Altova", "Boston")).
現在、ソリューションへのハイパーリンクがクリックされるとパラメータの値はソリューションにパスされます。ハイパーリンクの URL はパラメーター値を含むクエリ文字列を持ちます。これらはリンクがクリックされソリューションが開始されるとソリューションにパスされますMT_InputParameters 変数は (i) マップとして、または (ii) クエリキーをアルファベット順に並べ替えられる文字列―値 アイテムのシーケンスとしてパラメーター値を持っています (例:クエリが3個キーを持つ場合、これらはアルファベット順に並べ替えられ、それぞれの値は MT_InputParameters シーケンス内の対応するアイテムです)。値のシーケンスから単一のパラメーター値を抽出するには、シーケンス内のパラメーターのインデックスポジションが既知である必要があります。Xpath ロケーター式内のこのポジションを使用することができます。 例: $MT-InputParameters[1].ハイパーリンクと MT_InputParameters 変数の詳細に関してはソリューションのハイパーリンクを参照してください。
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現在のソリューションが AppStore App として作動しているか否かを表示します。許可されている値は true() または false()です。デフォルトの値は false()です。
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現在のソリューションが Web ページ内の埋め込み を実行しているかを示します。許可されている値は true() または false()です。デフォルトの値は false()です。
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下のテーブル内でリストされる値の使用、および現在実行中のシミュレーションの種類を示します。空のシーケンスの値は実行中のソリューションがシミュレーションではなく実際のエンドユーザーシナリオで作動していることを指しています。$MT_SimulationMode はとても役に立ちます。例えば、現在作動しているシミュレーション(または実際の使用)の種類により条件付きの処理を提供する場合などです。詳細に関してはシミュレーションのセクションを参照してください。
"designer"
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デザイナーで直接シミュレーションを実行する
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"designer-server"
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シミュレーションをスタンドアロンサーバーで実行する
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"designer-client"
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シミュレーションをクライアントでトライアルランする
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()
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サーバーからクライアント/ブラウザー、エンドユーザーによる実行
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MobileTogether Server にログインする名前。
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