[検索 & 置換ペイン] によりデザインのすべてのページ、または、現在のページ内で文字列を検索することができます (下のスクリーンショット) 。検索の範囲は、 XPath 式、XPath 関数名、変数名と値、コントロール名とプロパティ、アクションとアクショングループです。検索されたテキスト文字列のインスタンスをすべて置き換えることができ、正規表現を使用してテキストを検索することができます。
デザイン内でテキストを検索するには、以下を行います:
1.検索対象 エントリフィールドに検索する文字列を入力、または、ドロップダウンリストを使用して最近使用された10個の文字列の一つから選択することもできます(上のスクリーンショットを参照)。テキストを検索するために正規表現を使用することもできます (下で説明されています) 。
2.任意で、単語の完全マッチ、または、マッチオプションを使用することで検索範囲をそれぞれ、絞り込む、または、広げることができます。完全一致が選択されている場合 テキスト内の一致している用語のみが一致とみなされます。例えば、検索用語が fit の場合、 fit のみが一致とみなされ、 fitness の fit は一致しないと考えられます。
3.検索オプション コンボボックス内のオプションをオンとオフに切り替えて、検索の範囲を選択します。現在のページのみに検索を制限することができ、検索内で XPath 関数 および/またはアクショングループを含むことができます。
4.[検索] をクリックして、[Enter] を押します。
9つの結果タブが存在します (下のスクリーンショットを参照してください)。結果は現在選択されている結果タブで表示されています (そのタブ内の前の結果が上書きされます)。前の結果を保存する場合は新しいタブに切り替えることができます。
結果タブには以下の機能が搭載されています:
•検索用語のインスタンスで検索される各インスタンスは、異なる行に表示され、関連したデザインオブジェクトへのリンクを含んでいます。例えば、上のスクリーンショットでは、ハイライトされているインスタンスは、 ボタン コントロールの URL アクションを開くのために定義されている XPath 式内の検索用語 選択を参照しています。リンクを3回クリックすると、それぞれアクションの定義、デザイン内のボタンコントロール、れ、アクションのXPath 式に移動することができます。
•結果 タブのツールバーのコピー アイコンを使用して以下をクリップボードにコピーすることができます (上のスクリーンショットを参照) : (i) 選択された結果 (ii) 選択された結果と子、 (iii) すべての結果。
•結果 タブには結果を検索することのできる自身の検索機能があります。ツールバー内の[検索]アイコンをクリックします。[前を検索] と [次を検索] アイコンを使用してこれらの結果をナビゲートします。
•結果 タブのツールバーの[結果]アイコンは現在のタブ内の結果をすべてクリアします。
検索されたインスタンス内で検索用語を他のテキスト文字列を置き換えるには 次と置き換える テキストボックス内に新規の文字列を入力し置き換えるをクリックします。置き換えられるテキストが無効な場合、置換アクションは作動しない場合があることに注意してください。例えば、 XPath 式の置換が、式を無効化する場合、または、置き換えられたスタイルの値が有効な値ではない場合などが挙げられます。
正規表現 (regex) を使用して、テキスト文字列を検索することができます。これを行うには、正規表現のオプションをオンに切り替えます (上の 検索オプション を参照してください)。これは検索用語フィールド内のテキストが正規表現として評価されるように指定します。次に正規表現と検索フィールドに入力します。正規表現メタ文字の詳細に関しては、正規表現メタ文字のセクションを確認してください。
正規表現 メタ文字のリストは以下の通りです。
. |
任意の文字を一致する。 これは単一の文字のプレースホルダーです。 |
\( |
一致をタグした範囲の開始をマークする。 |
\) |
一致をタグした範囲の終了をマークする。 |
\(abc\) |
\( と \) メタ文字は、タグされた式の開始と終了をマークします。一致する箇所を、後で参照する(バックレファレンス)目的のためにタグ(「記録」) する場合、役に立つ可能性があります。 9つまでの式をタグ付けすることができます (検索、または、置換フィールド内で後に参照することができます)。
例えば、 \(the\) \1 は文字列 the に一致します。この式は、以下のように説明することができます: 前に一致しているタグ付けされた箇所へバックレファレンスが後に続く、スペース文字が後に続く文字列「the」 に一致させる(そしてタグ付けされた箇所として記録する) 。 |
\n |
n が 1 から 9 までのの整数の値を持つことができる 変数 の場合。式は、置き換える際にタグ付けされた1番目から9番目までの箇所を参照することができます。 例えば、検索文字列が Fred\([1-9]\)XXX で、置換文字列が Sam\1YYY の場合、検索文字列内に、明示的に番号1とインデックスされている1つのタグされた式が存在することを意味し、また、置換文字列内では、タグ付けされた式は、 \1 と参照されています。 検索と置換式が Fred2XXX に対して適用されている場合、 Sam2YYY が生成されます。 |
\< |
単語の先頭に一致。 |
\> |
単語の末尾に一致。 |
\x |
このコンテキスト以外では特別な意味を持つ、文字 x が使用できるようになります。 例えば、 \[ は、文字セットの始まりではなく、 [ として解釈されます。 |
[...] |
文字のセットを示します。 例えば、 [abc] は、 a、b または c のいずれかを意味します。範囲も使用することができます: 例えば、 [a-z] をすべての小文字のために使用できます。 |
[^...] |
セット内の文字の補完です。 例えば、 [^A-Za-z] は、アルファベット文字を除く全ての文字を意味します。 |
^ |
行頭に一致。(セットの内部で使用される以外の場合。上を参照してください) 。 |
$ |
行末に一致。 例: A+$ が1つ以上の行末の A を検索する場合。 |
* |
0 回以上一致。例えば、 Sa*m は、 Sm、Sam、Saam、Saaam に一致するなど。 |
+ |
1 回以上一致。 例えば、 Sa+m は、Sam、Saam、Saaam に一致するなど。 |
以下の式に注意してください。
\r |
キャリッジリターン (CR)。CR (\r) または LF (\n) を使用して新規のラインを検索または作成します。 |
\n |
改行 (LF)。CR (\r) または LF (\n) を使用して新規のラインを検索または作成します。 |
\t |
タブ文字 |
\\ |
正規表現内に表示される文字をエスケープするために使用してください。例: \\\n |