ウィザードを完了すると、 MobileTogether Designer は、 Android Studio プロジェクトを作成します。Android Studio を使用して、このプロジェクト(.apk ファイル)を Android アプリに作成することができます。
Android Studio プロジェクトは、 ([プログラムコードの生成ウィザードのスクリーン 6 ] )でプログラムコードの保存場所フォルダーとして選択されたディレクトリに作成されます。
プロジェクト ファイルは、以下の場所に保存されます。これらのファイルは、Android Studio 内でコンパイルされる前に変更される必要はありません。しかし、必要な場合はコンテンツを変更することができます。詳細に関しては、コンテンツのカスタム化を参照してください。
app\src\main\AndroidManifest.xml
これは、 Android マニフェストです。[プログラムコードの生成] ウィザード内で入力されたパッケージ名およびアプリバージョンなどアプリに関連した情報を含みます。
app\src\main\java\<package-name>\MainActivity.java
app\src\main\java\<package-name>\<binary-name>.java
<package-name> と <binary-name> の値は [プログラムコードの生成] ウィザード のスクリーン 6 と 1 でそれぞれ入力された値から取得されます。
ディレクトリ app\src\main\res\ は、アプリアイコンのためのリソースファイル、スプラッシュスクリーン、とその他のリソース文字列を含みます。多種のサイズのアプリ アイコンは、適切なサブディレクトリで使用することができます。異なるサイズは自動的に MobileTogether Designer により、 [プログラムコードの生成ウィザードのスクリーン 2] 内で指定されたアイコンファイルから作成されます。
アプリは、 Android Studio を使用して作成されます。ここで説明されるステップは、ドキュメントの作成時 (2015 年 10 月) に最新である Android Studio 1.3 RC 4 に関連したものです。
Android Studio 内で (ターゲット ディレクトリ) プロジェクトを開きます。ビルドは自動的に開始され、Gradle Console 内で結果が表示されます。ビルドのプロセス中、以下のメッセージを受信する可能性があります: AAPT err […] libpng warning: iCCP: Not recognizing known sRGB profile that has been edited。これは、無視しても安全なメッセージです。APK ファイルはすぐには作成されず、 APK ファイルを作成するためにアプリを実行する必要があります。
ビルドが完了すると、以下の Android Studio コマンドの1つを作成してアプリを実行することができます: [実行] <app> または [デバッグ] <app>。APK ファイルが以下で作成されます:app\build\outputs\apk\debug\<app>-debug.apk
アプリをリリースするには、署名された APK を作成する必要があります。以下の手順を行ってください:
1.Android Studio 内で、コマンド [ビルド | 署名された APK の作成] を発行します。署名された APK の生成ウィザードを開始します。
2.KeyStore パスを入力します。新規の KeyStore を作成する必要がある可能性があります。
3.ウィザード のスクリーンを確認して、必要とされる情報を入力します。
4.[完了] をクリックして、署名された APK の作成を開始します。
署名された APK ファイルは、以下に保管されます:app\release\<app>-release.apk。(デバッグが選択されているとアプリは以下に保管されます app\debug\<app>-debug.apk。)
メモ: | [署名された APK の作成] コマンドは、Android Studio に間違った報告 lint エラーをオープンコードファイル内に引き起こす可能性があります。このエラーが発生した場合、[ファイル | 無効なキャッシュ / 再起動] を発行することにより、エラーは削除されるかもしれません。以下のメッセージを受信した場合: AAPT err […] libpng warning: iCCP:Not recognizing known sRGB profile that has been edited, 無視をすることができます。 |