CLASSPATH 環境変数はクラスと、オペレーティングシステム上の他のリソースファイルを検索するため Java Runtime Environment (JRE) または Java Development Kit (JDK) により使用されます。 JDBC を介してデータベースに接続すると、この変数はオペレーティングシステム上の JDBC ドライバーへのパス、または一部の場合、使用中のデータベースの種類に固有の追加ライブライファイルへのパスを含むように構成されなければなりません。
下のテーブルは、 CLASSPATH 変数に通常含まれる必要のあるサンプルファイルパスをリストしています。重要なことは、システム上の情報をシステム上の JDBC ドライバーのロケーション、 JDBC ドライバー名、およびオペレーティングシステム上に存在する JRE/JDK バージョンをベースにしたこの情報を調整する必要があります。接続問題を避けるために、使用中のオペレーティングシステムにインストールされている JDBC ドライバに適用されるインストールの指示、インストール前とインストール後の構成ステップを確認してください。
データベース |
サンプル CLASSPATH エントリ |
---|---|
Firebird |
C:\Program Files\Firebird\Jaybird-2.2.8-JDK_1.8\jaybird-full-2.2.8.jar |
IBM DB2 |
C:\Program Files (x86)\IBM\SQLLIB\java\db2jcc.jar;C:\Program Files (x86)\IBM\SQLLIB\java\db2jcc_license_cu.jar; |
IBM DB2 for i |
C:\jt400\jt400.jar; |
IBM Informix |
C:\Informix_JDBC_Driver\lib\ifxjdbc.jar; |
Microsoft SQL Server |
C:\Program Files\Microsoft JDBC Driver 4.0 for SQL Server\sqljdbc_4.0\enu\sqljdbc.jar |
MariaDB |
<installation directory>\mariadb-java-client-2.2.0.jar |
MySQL |
<installation directory>\mysql-connector-java-version-bin.jar; |
Oracle |
ORACLE_HOME\jdbc\lib\ojdbc6.jar; |
Oracle (with XML DB) |
ORACLE_HOME\jdbc\lib\ojdbc6.jar;ORACLE_HOME\LIB\xmlparserv2.jar;ORACLE_HOME\RDBMS\jlib\xdb.jar; |
PostgreSQL |
<installation directory>\postgresql.jar |
Progress OpenEdge |
%DLC%\java\openedge.jar;%DLC%\java\pool.jar;
メモ:Progress OpenEdge SDK がマシンにインストールされていると想定します。 %DLC% は OpenEdge がインストールされているディレクトリです。 |
Sybase |
C:\sybase\jConnect-7_0\classes\jconn4.jar |
Teradata |
<installation directory>\tdgssconfig.jar;<installation directory>\terajdbc4.jar |
•CLASSPATH 変数の変更は、使用中のコンピュータの Java アプリケーションの振る舞いに影響する可能性があります。続行する前に生じえる影響を把握するために、 Java ドキュメントを参照してください。 •環境変数は、ユーザーまたはシステムであることができます。システム環境変数を変更するには、オペレーティングシステムに対する管理者権限が必要です。 •環境変数を変更後、設定の変更を有効にするには、プログラムを再起動してください。または、オペレーティングシステムをログオフまたは再起動してください。 |
Windows 7 で CLASSPATH を構成する:
1.[スタート] メニューを開始して、[コンピューター] を右クリックします。
2.[プロパティ] をクリックします。
3.[システムの詳細設定] をクリックします。
4.[詳細設定] タブから [環境変数] をクリックします。
5.CLASSPATH 変数を、ユーザーまたはシステム環境変数からロケートして、編集をクリックします。CLASSPATH 変数が存在しない場合は、[新規] をクリックして作成します。
6.オペレーティングシステム内で JDBC ドライバーがある場所にパスを含むように変数の値を編集します。JDBC ドライバーパスを他の既に CLASSPATH 変数内にあるパスから区別するためにセミコロン( ; )で区切ります。
Windows 10 で CLASSPATH を構成する:
1.Windows キーを押して、環境編集を入力します。
2.[システム環境変数の編集] の提案をクリックします。
3.[環境変数] をクリックします。
4.CLASSPATH 変数を、ユーザーまたはシステム環境変数からロケートして、編集をクリックします。CLASSPATH 変数が存在しない場合は、[新規] をクリックして作成します。
5.オペレーティングシステム内で JDBC ドライバーがある場所にパスを含むように変数の値を編集します。JDBC ドライバーパスを他の既に CLASSPATH 変数内にあるパスから区別するためにセミコロン( ; )で区切ります。