NFC 固有の デザインコンポーネントを使用して NFC 機能は実装されます:
このアクションはメッセージのプッシュおよび/または受信の開始または停止のために使用されます。
NFC の開始 アクションがトリガーされるとプッシュおよび/または受信が開始されます。 アクションを実行するためのステップのシーケンスは、以下のとおりです:
1.NFC がデバイス上で有効化されている必要があります。 NFC が有効化されていない場合、開始アクションをトリガーすると、ユーザーに NFC の有効化を問うプロンプトが表示されます。 2.NFC が有効化された後、 MobileTogether Client アプリが NFC のために登録されます。 3.この後、 NFC タグの検索が自動的に開始され、NFC タグ内の NFC メッセージは自動的に受信されます。 NFC プッシュアクションを使用して、プッシュを開始することができます。 プッシュは自動的には開始されません。
NFC の停止 アクション 全てのメッセージのプッシュと受信を停止します。 メッセージのプッシュと受信を再開するには、開始アクションを再度トリガーしてください。
次も参照してください: NFC タグの検出と読み取り。
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NFC プッシュアクション ソリューションを実行しているデバイスから データを送信し、他の NFC が有効化されているデバイスへの送信を有効化します。 更に、Android ビームが2台の Android デバイスで有効化されている場合、ファイルは一台のデバイスからもう一台のデバイスにビームされます。 NFC プッシュアクション は、プッシュするメッセージ、または、ビームするファイルを定義します。 アクションがトリガーされると、指定されたメッセージまたはファイルが NFC を介して送信されます。
メモ: NFC データ送信は iOS デバイス上ではサポートされていません。
詳細に関しては、次を参照してください: 他のデバイスにデータをプッシュする と NFC プッシュアクション。
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NFC の開始/停止 アクションが定義される際にデザイン内のページソースとして $MT_NFC ツリーが作成されます。 NFC タグが検出されるとツリーは自動的に表示されます。 NFC タグからのデータは、 $MT_NFC ツリーのノード内に保管されています。シミュレーションに関しては、NFC サンプルファイル を使用して、 NFC タグからのデータが $MT_NFC ツリー内に保管されているかを確認することができます( NFC シミュレーションに関する詳細は、NFC サンプルファイルを参照してください)。
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2つの NFC に関連したイベントは以下の重要な機能を搭載しています:
•NDE メッセージのプッシュの完了時 は、データの送信を行う時に実行されるアクションを(NFC プッシュを使用して )指定します。 •NFC タグの検出時 は、NFC タグが検出されると実行される追加アクションを指定します。 例えば、 イベントがトリガーされると ノードの更新 アクションを使用して、検出された NFC タグからのデータをデータソースツリーを更新するために使用することができます。
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NFC に関連した次の関数を使用することができます:
•mt-nfc-started: ブール値は、ソリューションに開始済みの NFC が存在するかをチェックします。 •mt-hexBinary-to-string: は、hexBinary を テキスト文字列に変換します。 •mt-hexBinary-to-base64: は、hexBinary を Base64 エンコードイメージ に変換します。 •mt-string-to-hexBinary: は、テキスト文字列を hexBinary 文字列に変換します。 •mt-base64-to-hexBinary: は、 Base64 エンコードイメージを hexBinary 文字列に変換します。
メッセージのペイロードは、 hexBinary フォーマットにより送信されるため、変換関数はデータを送信するために(hexBinary に)準備し、(テキストとイメージなどの)使用できるフォーマットに変換します。 これら関数の詳細に関しては、次を参照してください: MobileTogether 拡張関数。
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シミュレーションのために、 NFC サンプルファイル を作成し、このファイルを NFC タグからデータが $MT_NFC ツリーに正確にインポートされているかをテストするために使用することができます。 NFC シミュレーションに関する詳細は、NFC サンプルファイルを参照してください。
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