ファイルの情報を取得する アクションは、指定されたファイルの情報を $MT_FILEINFO と呼ばれるデータソースツリー追加します (下のスクリーンショットを参照してください)。$MT_FILEINFO という名前のデータソースは1つしか存在しません。しかしながら、 ファイルの情報を取得する アクションは、デザイン内の複数の場所で指定されることができます。これらの(アクションの) インスタンスの1つがトリガーされると、 $MT_FILEINFO ツリーが特定のインスタンスアクション内で指定されたファイルのファイル情報と共に更新されます。
メモ: | $MT_FILEINFO ページソースモデザイン内に作成されます。 |
$MT_FILEINFO ツリーの構造は下のスクリーンショットで表示されています。ルート要素には、トリガーされるアクション内で指定されているファイルのファイル情報がフィルされている属性が存在します。属性の説明は以下のとおりです。
•Path: レポートされるファイルのフルパスです。
•Size: バイト数で表示されたファイルのサイズ。
•CreationTime: ファイルが現在の場所で作成された日時。ファイルが新しい場所にコピーされた場合、ファイルがコピーされた日時が作成の日時として使用されます。このような場合、作成日時はファイルが最後に書き込まれた日時よりも後になる場合があります。
•AccessTime: ファイルが最後にアクセスされた日時。
•WriteTime: ファイルが最後に書き込まれた日時。
•IsDirectory: true または false の値を取ります。
•IsReadOnly: true または false の値を取ります。
メモ: | (上で説明されているとおり)ファイルの情報を取得アクションは $MT_FILEINFO/Root の属性 にパスされます。$MT_FILEINFO/Root ノードは子要素を持ちます: File 要素は、他のアクションフォルダーの読み取りにより取得されたデータを受け取ります。フォルダーの読み取り アクションファイルは File 要素を指定されたフォルダー内のファイルに関するメタデータでフィルします。 |
ReadFolderGetFileInfo.mtd という名前のサンプルはファイルの情報の取得アクションの使用方法を表示しいます(シミュレーションのスクリーンショットを参照してください)。このファイルは次の場所にあります:マイ ドキュメント フォルダー Altova\MobileTogetherDesigner7\MobileTogetherDesignerExamples\Tutorials\Actions。
このサンプルのしくみは以下のとおりです:
•エンドユーザーは、 「ファイルの情報の取得」 ボタンの左側の編集フィールド内にファイルの名前を入力します。
•$PERSISTENT ツリーの Root/File ノードにファイル名が書き込まれます (スクリーンショットを参照)。
•「ファイルの情報の取得」 ボタンには、 $PERSISTENT/Root/File 内に保管されたファイルをターゲットとした ボタンのクリック時 イベントのために設定されたファイル (またはフォルダー) の情報を取得アクションがあります。
•「ファイルの情報の取得」 をクリックすると、ターゲットとされるファイルの情報が読み取られ、$MT_FILEINFO/Root の属性の値として $MT_FILEINFO ページソースにパスされます。
•これらの属性の値は静的テーブルのセル内に表示されます。