このセクションでは、XPath および/または XQuery 式で使用することのできる、Altova 拡張関数と他の拡張関数をリストします。 Altova 拡張関数は Altova の XSLT および XQueryエンジンで使用することができ、 W3C 標準で定義された関数ライブラリで使用することのできる機能に追加して機能を提供します。
以下の一般的な情報に注意してください:
•W3C 仕様により定義されているコア関数ライブラリの関数は、関数の呼び出しにプレフィックスは必要ありません。これは、 XSLT および XQuery エンジンが、 XPath/XQuery 関数仕様で指定されている http://www.w3.org/2005/xpath-functionsプレフィックス無しの関数をデフォルト関数の名前空間に属するものとして読み込むためです。
•関数において、各アイテムが引数となるようなシーケンスが期待されており、2つ以上のアイテムがシーケンスにより呼び出された場合、エラーが返されます。
•全ての比較は Unicode コードポイントコレクションを使用することで行われます。
•QName の結果は [prefix:]localname という形式でシリアル化されます。
精度とは、数値内にある桁数のことで、仕様では少なくとも18桁が求められます。xs:decimal 型に結果が収められる除算の場合、端数処理を行うことなく精度は 小数点以下の19桁になります。
2つの date、time、または dateTime 値を比較する場合、比較する値のタイムゾーンを明らかにする必要があります。値の中にタイムゾーンが明示的に与えられていない場合、黙示的なタイムゾーンが使用されます。黙示的なタイムゾーンはシステムクロックから取得され implicit-timezone() 関数によりその値をチェックすることができます。
デフォルトの照合順序は、 Unicode コードポイントをベースに文字列を比較する Unicode コードポイント照合順序です。エンジンは Unicode 照合アルゴリズムを使用しています。他のサポートされる照合順序は下にリストされる ICU 照合順序 です。 使用するには、サポートされる照合順序のリストの URI を提供してください (下のテーブル)。max と min 関数を含む、 文字列の比較は、指定された照合順序に沿って行われます。照合順序オプションが指定されていない場合、デフォルトの Unicode コードポイント照合順序が使用されます。
言語 |
URI |
da: デンマーク語 |
da_DK |
de: ドイツ語 |
de_AT, de_BE, de_CH, de_DE, de_LI, de_LU |
en: 英語 |
en_AS, en_AU, en_BB, en_BE, en_BM, en_BW, en_BZ, en_CA, en_GB, en_GU, en_HK, en_IE, en_IN, en_JM, en_MH, en_MP, en_MT, en_MU, en_NA, en_NZ, en_PH, en_PK, en_SG, en_TT, en_UM, en_US, en_VI, en_ZA, en_ZW |
es: スペイン語 |
es_419, es_AR, es_BO, es_CL, es_CO, es_CR, es_DO, es_EC, es_ES, es_GQ, es_GT, es_HN, es_MX, es_NI, es_PA, es_PE, es_PR, es_PY, es_SV, es_US, es_UY, es_VE |
fr: フランス語 |
fr_BE, fr_BF, fr_BI, fr_BJ, fr_BL, fr_CA, fr_CD, fr_CF, fr_CG, fr_CH, fr_CI, fr_CM, fr_DJ, fr_FR, fr_GA, fr_GN, fr_GP, fr_GQ, fr_KM, fr_LU, fr_MC, fr_MF, fr_MG, fr_ML, fr_MQ, fr_NE, fr_RE, fr_RW, fr_SN, fr_TD, fr_TG |
it: イタリア語 |
it_CH, it_IT |
ja: 日本語 |
ja_JP |
nb: ノルウェー語 (ブークモール) |
nb_NO |
nl: オランダ語 |
nl_AW, nl_BE, nl_NL |
nn: ノルウェー語 (ニーノシュク) |
nn_NO |
pt: ポルトガル語 |
pt_AO, pt_BR, pt_GW, pt_MZ, pt_PT, pt_ST |
ru: ロシア語 |
ru_MD, ru_RU, ru_UA |
sv: スウェーデン語 |
sv_FI, sv_SE |
名前空間軸は XPath 2.0 にて廃止されましたが、名前空間軸の使用はサポートされています。XPath 2.0 メカニズムにより名前空間情報へアクセスするには、 in-scope-prefixes()、namespace-uri()、namespace-uri-for-prefix( 関数を使用してください。