動的な XPath 設定はチャート設定で XML ドキュメントから動的データを使用する際にとても役に立ちます。例えば、 Region 要素のチャートが Region 要素のデータ (例えば名前) がチャートのタイトル内で必要とします。 複数の Region 要素がある場合、そのうちの 1 つがチャートに使用されますが、チャートのタイトルのためのデータはXPath 式を使用してのみ取得することができます。 動的な XPath 設定ダイアログにより XPath を使用してデータにアクセスすることができます。
動的な XPath 設定ダイアログにアクセスするには、チャート構成ダイアログの チャート設定ペイン 内の 「動的な XPath 設定」 をクリックします。 (下のスクリーンショット参照)。
動的な XPath 設定ダイアログ (下のスクリーンショット参照)は、チャート構成ダイアログのチャート設定ペインの 「動的な XPath 設定」ボタンをクリックすることによりアクセスすることができます。このダイアログで複数のチャート設定を入力することができます。
以下の点に注意してください:
•このダイアログの全てのエントリは XPath 式として評価されます。ですから、文字列リテラルは引用符で囲む必要があります。例: 'Tahoma'、 '1'、 '18pt'、 および '#FF3366'。
•設定または値にポイントすると、列挙とフォーマットの情報を表示するヒントが表示されます。
•動的な XPath 設定には、チャート構成ダイアログまたは外観の変更ダイアログで作成された設定に対する優先順位があります。例えば、動的な XPath 設定として作成されたチャートのタイトルはチャート構成ダイアログの設定に対する優先順位を有します。
•使用する配色パターンとして、外観の変更ダイアログ内でユーザーにより定義された配色パターンが選択されると配色パターンの色が使用されます。 配色は RGB 16 進数フォーマットとして設定されています: #RRGGBB。 ですから XPath 式により指定される赤色は以下の通り指定されます: '#FF0000'。